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耳垢が生まれつき湿っている、最近色の濃い耳垢が多くなった……そんな人はもしかしたら、ワキガ体質かもしれません。
ワキガと耳垢には果たして、どのような関係があるのでしょうか?
気になる因果関係や対処法について具体的に見ていきましょう。
ワキガと耳垢の関係について
「耳垢が湿っている=ワキガ体質」というのは、本当に根拠があるのでしょうか?
日本人には、耳垢が湿っているタイプと乾燥しているタイプがいます。
このうち、耳垢が湿っている人は耳の中のアポクリン汗腺が多いことが知られており、汗腺から分泌される粘着性の高い皮脂や汗によって湿った耳垢が作られています。
耳垢が湿っているかどうかは生まれつきの体質で決まるため、どちらが優れているか、という問題ではありません。ただ、アポクリン汗腺の活性度は全身で共通しているため、耳垢が湿っているということは脇の下の汗腺も活発にはたらいており、結果としてワキガの原因となる汗や皮脂が過剰に分泌されやすいと考えることができます。
ワキガの直接的な原因はアポクリン汗腺から過剰に分泌される汗や皮脂です。
アポクリン汗腺からの汗が皮膚表面の雑菌と混ざり合うことで独特の悪臭が発生し、ワキガの症状として表れます。
ここまで見てきたように、湿った耳垢はワキガのサインとも考えられています。
耳垢の色が濃いほどアポクリン汗腺が活発にはたらいている証拠であり、ワキガの可能性も高いと考えることができます。
ワキガではない耳垢の特徴
耳垢からワキガの兆候をチェックするために、ここでは「ワキガではない耳垢の特徴」について見ていきましょう。
耳垢がつねに乾燥しているということは、耳の中のアポクリン汗腺のはたらきが弱く、汗や粘液にさらされていない証拠でもあります。
アポクリン汗腺から分泌される汗や粘液には独特のニオイがあります。このニオイがワキガの原因にもなりますので、耳垢のニオイからワキガの兆候に気づくこともできます。
アポクリン汗腺による分泌物につねにさらされる耳垢は、どうしても色が濃くなってしまいます。
耳垢が湿っていたらまずはすること
「耳垢がどうも湿っているな……」と感じたらやってほしいセルフケアについてまとめました。
アポクリン汗腺からの過剰分泌を助長する要因となるのが生活習慣の乱れです。
特に、動物性たんぱく質を多く摂取したり、ストレスが慢性化した不規則な生活を続けていると自律神経のバランスが乱れ、余分な汗や皮脂が分泌されやすくなってしまいます。
手軽にできるワキガの対処法は、清潔な状態をキープすることです。
過剰分泌された汗や皮脂をこまめに拭き取るだけでも清潔な状態を保つことができ、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えることにつながります。
気になるニオイを一定時間ケアしたい、清潔な状態にしたい場合はワキガクリームがおすすめです。
ワキガクリームであればニオイの軽減はもちろんのこと、雑菌の繫殖をある程度抑える効果も期待できますので、「いきなりクリニックに通う時間がない!」という方もぜひ利用してみましょう。
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セルフケアではどうにも限界がある、という方は一度、専門医のいるクリニックに相談してみましょう。
クリニックを受診することで、あなた自身の体質やライフスタイルをふまえた効果的なワキガ治療のアプローチをプランニングできますので、初心者にとっての安心材料にもなります。
ワキガ手術は切らない治療が主流で痛みも少ない
ここ数年、ワキガ治療の主流となっているのが「切らない手術」です。
ワキガの原因となっているアポクリン汗腺に直接レーザーを照射するだけで治療が完了し、アフターケアもシンプルなので男女問わず幅広い層に人気があります。
まとめ
耳垢が湿っている人は全身のアポクリン汗腺が活発にはたらいているため、汗や皮脂が過剰に分泌されやすく、ワキガになりやすいと言われています。
耳垢が湿っていたとしても、脇をよく洗ったり、生活習慣を見直すことで体質を改善し、ワキガの原因を取り除くことができます。
より根本的な治療を希望する場合は、専門のクリニックを受診し、レーザー治療などを検討してみましょう。